2016年4月4日月曜日

【りえの書棚】おすすめ ★ かんたん 仏教のおはなし本

はろー!
りえです。

今日は、わたしのおすすめ本を紹介します♪
本に溢れた家で育ったこともあり、本はよく読んでいましたが
手元に残すものはほんのわずかです。
そんな手元に置いてしまってる本のご紹介!

本は難しく書いてナンボ、みたいなところがあるので、平易な文章で
わかりやすい本というのは実は貴重だったりします。
最近は「かんたんに、わかりやすく」というブームみたいなのがきてるので
そういうのも増えましたが。

さて、今回の本は、

ひろ さちや 著 「仏教とっておきの話366」です。
春・夏・秋・冬、4冊のシリーズものです。

禅に興味あるよ、仏教に興味あるよ、哲学、ヨガに興味あるよっていう人は是非読んでみて欲しい一冊。1999頃に出版されたものなので、新品で買えるかわからないのですが、、。
ヨガのクラスでもこの本の中からお話をしたりしています。

1日1話。というふうに、コラム的に書かれたものなので
どこからめくっても、サラッと読めちゃいます。

アカデミックに活字に埋もれた本を読むのもいいのだけど、
仏教にまつわるお話がカンタンな文章で、短く綴られています。

深い知識がほしい、という人には物足りないかもしれませんが、
一度どっぷり仏教を学んだよ、本もたくさん読んだよ
という人には、案外いい本だと思います。

ひろ さちや さんは、東京大学 のインド哲学科卒の宗教評論家。
自称 「仏教原理主義者」。
大学で哲学を教えながら、本来の仏教を伝える活動をされています。
ひろさちや、はペンネームで、ギリシア語で”愛する”を意味するPhilo(フィロ)と、
サンスクリット語で”真理”を意味するsatya (サティヤ)からうまれた名前のようです。

仏教原理主義者、と聞くと、アグレッシブな人に感じられますが
とっても中立的なバランスの良い考え方をしている方だと思っています。

わたしがこの本に出会ったのは、父の書斎。
私の父も哲学者で、たくさんの哲学書やあらゆる宗教の本など溢れていました。
血は争えず、父の書斎から本を持ちだしては借りパクしていました笑

この本には、真新しいことは何も書かれていません。
それこそが仏教的とも言えるのですが、日々のなかでふとページをめくりたくなる
そんな本です。

「仏教は、あたりまえのことを、あたりまえに思わない者のためにある。」

中学生だったか、高校生くらいに何かで読んだ言葉なのですが、いったい何の本なのか、誰の言葉だったかも思い出せません。

あたりまえのことを、あたりまえと思わない瞬間が多くある私達には
軌道修正のツールとして利用するにはもってこいの本かも知れませんね。

ヨガにくる方で、読みたい!って方はどうぞ、りえまで★
今もってるのは、秋と冬です。
古い本だし、読みすぎて汚いんですが笑

ちなみに、ひろ さちやさんは、蔵前の金蔵寺ホールで定期講演会をしています。
わたしも数年前参加したことがありますが、ご興味ある方は実際に会われてみるといいかもしれませんね。おもしろいおじさんです。

それでは、まだ桜もまんまるに咲いてあったかくていい気分!でしょうから、そのまま
いい気分ですごしていきましょうね★

最後までお読みいただきありがとうございます。


りえ